卵管の閉塞、狭窄、癒着といった卵管障害は不妊症の三大原因の一つです。不妊に悩まされている女性の約30パーセントが卵管障害であると言われています。ちなみに、不妊症の三大原因とは卵管障害、排卵障害、男性不因子(男性側に原因がある不妊)です。

卵管が詰まっていたり癒着していると、卵子が卵管に取り込まれにくくなるため、不妊症になります。さらに、子宮外妊娠を起こす危険もあります。

卵管障害は無症状または自覚症状が乏しいため、気付かないことが多いです。例えば、おりものから臭いがしたり、下腹部に痛みを感じる場合は、卵管障害の可能性をお考えください。

卵管障害の原因は次のとおりです。

クラミジア感染症(クラミジア性卵管炎)
 最も多い原因はクラミジア感染症です。クラミジア感染症は性感染症の中で最も多い病気で、性行為の際に感染します。感染初期は自覚症状がありません。感染後長期間を経て、卵管閉塞や卵管周囲の癒着を引き起こします。

●子宮内膜症
 子宮内膜症によって、卵管の癒着が起こる可能性があります。

●膣内の炎症
 膣内が炎症を起こし、それが卵管へ移行した場合に、卵管障害を引き起こす可能性があります。